鵜呑みは危険
あまり週刊誌を読むことが無いのですが、喫茶店マガジンラックで相続関係の特集記事が目について読んで見ました。
『相続発生したら10カ月以内に相続税申告と遺産分割協議書の作成を!』などと書いてあり、『あれれ?』と思い、文章の監修者が無いかを確認したトコロ、署名が無く出版社の検閲だけでの記事なのだと理解しました。
10カ月以内の相続税申告は確かですが、遺産分割協議書は『あるならばコピー見せて下さいね』という程度の物であり、税務署が欲しい情報は相続財産と法定相続人の人数ですから、それを関係者の中でどういった配分をするかまで関与できませんし、したくも無いでしょうね。第一、全ての相続について遺産分割協議が必要になるワケでもアリマセン。
足立区役所で開催している一般相談の相談内容でも相続相談は多いのですが、断片的な知識で動きだす人は結構いらっしゃいます。最初のアプローチを間違えると思わぬ回り道に迷い込むことがあります。区役所での相談は無料ですから、まずはこういった先に聞いてみるのがおススメです(東京都行政書士会足立支部に代わって宣伝でした^^;)