『家』と『家庭』
足立区の一般相談の業務をしていて一番有難いと思うのは、相談のやり取りの中で得られる事が多いという点です。何となくイメージとして捉えていることでも、コトバにすることにより明確な考え方になります。
一般相談の相談内容で、離婚問題は多い部類に入り、私自身は不得手の分野なのですが、離婚による転居や世帯分けと言う相談になると不動産絡みの問題になり、具体的なアドバイスが出来ます。
相続でもそうですが、『自宅』を『土地建物』と捉えるか『生活の拠点』と捉えるかは、それぞれの立場により異なるのは当然ですし、『良い悪い』という判断基準には当てはまらないモノだと思います。
『土地建物』はお金で買えますが、『家』『家庭』は買えませんよね?土地建物は生活をするうえで重要な要素ではありますが、家や家庭の一部でしかありません。土地建物に関する問題の為に家族がバラバラになるのは、冷静な目で見ればおかしな事だと判ると思うのですが…